【開催報告】森の小さなマーケット&里山コンサート

心配していたお天気、当日は曇り!
「なつみ広場」で初めての音楽&マルシェイベント【森のマーケット&里山コンサート2018】を、無事に開催することができました。(写真は開会あいさつの風景)  

 参加者の方は決して多いとは言えませんが、出演者の方、出店者の方、会のスタッフと当日ボランティアの方、そして足を運んでくださった参加者の方、総勢で100名近くになったようです。「みんなで一緒に、音楽を楽しめるって、嬉しいなぁ…。」と本当にそんな気持ちです。

 名古屋から駆けつけてくださった出演者の皆さまは、「みなみ風」さん、「梅神ぐみ」さん、そして「メガトンパンチョス」さんの3組。前日はお隣、稲武にて宿泊され朝から来てくださいました。

 会長の挨拶では、「なつかしい未来の会」が願うこと「かつての知恵や技」といった「なつかしさ」の中に「未来を切り開く」大切なことがたくさんある。それをここでみんなで楽しみながら伝えていきたい。そんな想いを。 

 そして始まった「里山コンサート2018」。まず始めに「みなみ風」さんのギターと爽やかな歌声。懐かしく馴染みのある曲がいっぱい。「涙そうそう」など、思わず一緒に口ずさみました。


 「梅神ぐみ」さんのギター&バイオリン&ベースのアンサンブルはめちゃくちゃカッコよかったです。「カントリーロード」や「となりのトトロ」のジブリ曲、なつかしい未来の会につなげて「未来予想図Ⅱ」、そして「情熱大陸」。ソロパートなどは、もうキュンキュンします。

 そしてそして、「メガトンパンチョス」横井則子さんの心に染み込むあったかくてしびれる歌声。「おかあさんといっしょ」で歌われている「虹のむこうへ」で広々とした気持ちになって。これまで歌ってこられた「信長鬼ごろし」や「花キューピット」CMソングも披露して下さって、おなじみの声に「わぁ~!」ってなり。

 「みんなが集まって笑顔になれる場所がつくりたい」そんな私たちの想いを受けて歌ってくださったAUのCMソング「お家をつくろう」。そして全日本こころの歌歌謡選手権大会で課題曲に選ばれた「我ん心ぬ思い」も!!!三線に合わせて、手拍子いっぱい。生でこんな歌が聴けるなんて、なんて贅沢なんだろう!本当に、本当に、贅沢なコンサートでした。
 

 近所のおばさまや子連れママたち、会のメンバーのおじいちゃんたち、町内のこども園の先生たちも、遠方から駆けつけて下さった方も。みんな木陰に座って、まったり音楽を楽しんでいました。


 惜しむべきは、日差しが強くステージ前に座れなかったので、ステージとの距離があいてしまったこと。出演者の皆さまが、ステージから飛び出して、目の前で歌うなど気をつかってくださったものの、やっぱりせっかくの歌を存分に楽しむにはもったいない距離感だったなぁと反省です。

 それでも、会のメンバーやいつも応援してくださっている里人(賛助会員)の皆さん、そして集まった地元の皆さん、一緒に音楽を楽しむことができる素晴らしい時間でした。私たちを応援してくださり、こんな素晴らしい機会をつくってくださった出演者の皆さまに、心からの感謝でいっぱいです!!!
 


 今回、「せっかくだからたくさんの人に来てほしい!」と、初めての「森の小さなマーケット」にもチャレンジしました。「どれくらいの人が集まるか分からないけれど、いいかな?」と出店をお願い。
 

 阿木のクリエイターママのグループ「てとてと」さんは、こぎん刺しやビーズ刺繍、プラバンの素敵なアクセサリーに、絵本にもなりつつある「繭玉まゆさん」の可愛い人形や野草シルクウォーターを連れて来てくれました。ペットボトルからつくった透明のビーズの手づくりコーナーも。

  卵、乳製品をつかわずに仕上げた安心おやつ、串原の「ひなたぼっこ」さんは、美味しそうなクッキーやビスコッティ、そして桑の葉と玄米のスコーンを焼いてきてくれました。

 上矢作に新たに誕生した地産池消のうまいものスポット「地のものcafe」さんからも、ゆみえさんお手製の美味しいシフォンケーキや、ユニークなネーミングの素朴な美味しさで手が止まらなくなる手づくりお菓子。

 上矢作の特産品を手づくりする「ふくちゃん工房」さんは、昔ながらの味の炭火焼き五平餅。道の駅とダブルヘッダーで出店してくださり、100本が完売。

 「なつかしい未来の会」からは、副会長の川上貞夫さんが卵から育てた「ヤマメの塩焼き」。そして、かまじぃこと奥野さんと美味しいもの博士な堀さんによる「森の石窯ピザ」。会のメンバーと、当日サポーターが前日から準備をしました。来てくれた皆さんの美味しそうな顔が見られて、本当に嬉しかったです。

 少しずつ増えてきた「なつみの里」シリーズ。里人(賛助会員)さんたちと一緒に、「なつみ広場」の産物で手づくりしたもの。一緒に手仕事したもの。たくさん編んでくれた葉っぱエコタワシ、お花エコタワシはとっても可愛くてテンション上がります。今回は、ご支援いただいた方へのプレゼントとしてご用意しました。「ご支援箱」やテントの飾りも、里人さんの手づくり!

 今回の企画、スタッフや出店者も含め総勢100名程度というのは、決して大成功という参加者数ではありません。けれど、今まで広場に足を運んだことのなかった方が、何組もいらしてくれました。ご近所の別荘の方が、イベントごとに足を運んでくださっています。そして、終了間際「Facebookで見て、ここを見に来たくって!」と、春日井から駆けつけてくださったご家族も。


 森の遊び場が、新しい顔ぶれでにぎわい、子どもたちの楽しそうな声が響きわたった一日。こうした喜びある日々の積み重ねが、未来につながっていくのだと確信できました。


 あたたかい仲間の輪と、素晴らしいご縁に支えられて、皆で音楽を楽しみ美味しいものを食べて喜び合えたことに、心から感謝します。本当にありがとうございました!!!
 

⇒今後のイベント情報は下記より

 

なつみの里だより

山里の知恵と技と心をつなぎ、豊かな地域の未来をつくる「なつかしい未来の会」の活動紹介ページです。

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