【活動報告】6/5 桑の葉茶づくり

 「なつみの里」は、かつて養蚕がさかんに行われた恵那市上矢作町の中で、桑畑がしっかりのこっている場所です。この「桑」の葉だけを食べて、お蚕さまたちは上質なシルクプロテイン(タンパク質)を生み出すのだから、ビックリしてしまいます。

 そろそろ美味しい桑の実「マルベリー」が収穫できる時期なのですが、美味しいものは野生動物たちと競争です。ムクドリたちがいっぱい桑の実めがけて集まってきています。

 事務局の会議が終わった後、「栄養満点で薬効も高いっていうこの桑の葉を、何とか活かしたい。まずは桑の葉茶をつくってみよまいか」と、代表の賢次郎さん。さっそく、その日のうちに、試作にとりかかります。


 何度も桜の樹皮を使った修繕を頼みながら、先代から使い続けてきた甑(こしき)を使って、枝からとった葉っぱを洗って蒸しあげます。

 若葉と、堅い葉を分けてみたり、蒸し加減を深蒸し、浅蒸しと変えてみたり、はたまた生のままだとどうなるだろう?・・・などなど、色んなパターンで実験。

 蒸し上がったら、刻みます。この時点で食べてみると・・・全然クセがない!いや、味もあんまり特徴がないのですが、これは色んな調理法で食べられるパターンのやつです(笑)。

 そして、網に広げて干していきます。雨が降りそうだったので、この日はひとまず屋根下に待機。晴れたら、外で干しあげていきます。


 とても蒸し切れなかったので、生葉もたっぷり干しています。しっかり乾いたら、パウダーにしてみようと思います。お菓子やパンに練り込んでも、癖がないので摂りやすいと思います。美味しいお茶ができますように!楽しみにしていてくださいね!!


 6月14日、18日は、今度は広場の「柿」の若葉で、「柿の葉茶」づくりにチャレンジしたいと思っています。ヨモギやユキノシタやドクダミなど、季節の野草も、どんどんお茶にしていきます。収穫した野草は、「なつみの里」野草茶に支援していただいても、お家に持ち帰っていただいても、どちらもOK。お昼はかまどご飯を炊いて、お茶の時間に今回つくった桑の葉茶の飲み比べもしようと思っていますよ!


◆日時:① 6月14日(木) 9:00~14:00
    ② 6月18日(月) 9:00~14:00

◆参加費:一般 500円(事務連絡&保険&かまどご飯代)
     里人会員 200円(保険&かまどご飯代)
     子ども 無料

◆もちもの:長そで・長ズボン・帽子・軍手・ハサミ・お好みのおにぎりの具材やおかず   

◆場所:なつみ広場

◆ご連絡:三日前までに、下記フォームから参加者名と年齢をメッセージください。

    https://ws.formzu.net/fgen/S67162007/

なつみの里だより

山里の知恵と技と心をつなぎ、豊かな地域の未来をつくる「なつかしい未来の会」の活動紹介ページです。

0コメント

  • 1000 / 1000