【開催レポ】野原は、豊かな宝箱!マツオアイコさんと一緒に秋の野草さんぽ

\秋の野草さんぼ/
マツオアイコさんに習う秋の野草料理&お手当


10月8日に開催しました!
参加者&講師&スタッフで総勢17名。
最高に豊かな一日となりました。

まずは自己紹介のあと、
さっそく「なつみ広場」の野草チェック。

みんなでどんどん見つけて、
愛子さんに名前や使い方を
教えてもらってメモしていきます。

野の草で暮らしを彩る天才、
松尾愛子さんは中津川市阿木に移住してきた
3人のお子さんのお母さん。

365日、毎日のお茶は
もちろん自家製のブレンド野草茶。
食事やちょっとしたお手当など
日々の暮らしの中に野草を取り入れています。


それだけではなく毎年、
愛子さんは桑でお蚕を育てて、
繭で人形をつくり草花とともに撮影。


「まゆたまちゃん」のオブジェを販売。
写真をつかった絵本が韓国で出版されるなど
可愛くてほっこりする自然との暮らしぶりで、
たくさんの人を魅了しています。 


その愛子さんと一緒に
秋の「なつみ広場」を散歩し
食べられる草を探すこと1時間半。

広場の半分しか済んでいないのに、
すでにテーブルはいっぱいになり、
昼食準備が押してしまう事態に・・・。

仕方なしに、野草調理に移行。
子どもたちを中心に創ったのは「野草餃子」。
豆腐とベニバナボロギクなどを使って、
生地から手づくりしました。


秋の野原はこぼれ落ちんばかりに、
つぶつぶの花やタネがいっぱい。
オオバコやイヌタデ、シソの花や実を
手でこそげ落として集め、
フライパンで炒って「野草ふりかけ」も。


そして「葛の葉」をジュースにして
生地に練りこみ飾りに花を添えて、
可愛い「野草パンケーキ」も焼きました。
甘味づけには「キンモクセイシロップ」を。

子どもたちも本当によく働いて、
カマドご飯を炊くところから、
餃子包みにふりかけづくり、
餃子の茹で上げや盛り付けをしてくれました。


カマド炊きのご飯は、
生活排水が一切入らない恵那の最上流米。
今年の新米を精米したばかりで初炊き。

一から手づくりで時間はかかりました。
粉、お米、豆腐、お肉少しと調味料以外は、
すべて野草だけとは思えない贅沢プレート。


驚いたことに、

普段は野菜嫌いの男の子を含め、

全員が「美味しい!」とすべてベロリ。

「幸せ∼!」とつぶやく声。

野草って知って使えば、

こんなに美味しいんだとみんな実感。


どの大人も子どもも一緒になって、

大家族のようにこれをつくったのが、

本当にいい時間でした。

初めて会った人同士とは思えない。

大満足の食事のあとは、

薪で沸かしたお湯に野草を入れて、

ぽっかぽかの足湯タイム。


思いのほか女の子たちが大喜び。

セイタカアワダチソウやヨモギで

いい香りと心地よさに癒されました。

 

足湯をしながらつくったのは

乾燥させた葛の花をハチミツで丸めて

「うちでは二日酔いのときに飲むよ」と。

みんなで足湯につかったまま、

楽しくお喋りしながら練り練りしました。

男の子たちはちゃっかり

前回イベントでおじいちゃんたちに

つくってもらった刀でチャンバラ。

そして、川へもお出かけ。


遠く愛知県の下流から足を運んでくれて

上矢作の川をとっても楽しみに

してくれていたようです。


ここらしい子どものすがた、

この日もたくさん見せてもらえて

本当に嬉しかったです!

この日見つけた食べられる野草は、

マルバルコウ、ユキノシタ、クワクサ、ギシギシ、ミゾソバ、イヌタデ、ベニバナボロギク、ツユクサ、カゼグサ、タンポポ、ママコノシリヌグイ、マツヨイグサ、クローバー、ゲンノショウコ、オオバコ、センダングサ、サンショウ、アキノノゲシ、カキドオシ、ハコベ、アカソ、ミズヒキ、アキノタムラソウ、ハキダメギク、カラムシ、セリ、ヒメジオン、セイタカアワダチソウ、ヨモギ、エノコログサ(番外編バッタ、クリ)でした。


ツリフネソウ、マンジュシャゲ、クサノオウなど毒草もありました。

さて、今回チェックしきれなかった分、

続きを10月18日(木)9:30~12:00に行います。

参加費は2,000円です。


今度はお料理はなし、

おやつと足湯、お手当のみで、

あとはガッツリ野草チェック。


昼食は終了後に

もちよりカマド飯ランチ(500円)。


どんな発見があるのでしょう?

とても愉しみです。


参加のお申込みは、

下記リンクからメールフォームで

ご連絡くださいね!


<ただいま、残席7名です。>

なつみの里だより

山里の知恵と技と心をつなぎ、豊かな地域の未来をつくる「なつかしい未来の会」の活動紹介ページです。

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