6月初日の今日は、晴天に恵まれて「家づくり」の作業。地元のブリキ屋さんにご支援いただいて「雨樋」の樋受けを設置する作業を行いました。
少しずつ形が見えてきた「なつみの里」のコミュニティハウス。完成したら、地元のおじいちゃん、おばあちゃんがお茶を飲みに来てお喋りして、子ども連れのママたちが遊びに来て、山里の知恵や技を学びたい仲間がやってきて、ともに過ごす場所。雨が降っても大丈夫です。
梅雨が来る前に、雨だれで壁が傷んでしまわないようにって、資金のない私たちの活動のために応援に立ちあがってくれた地元のブリキ屋のサダオさん(右)。職人の技を、会のメンバーに伝授してくれました。ご自身がやった方が早いことでも、こうして技を教えてくださるのは、本当にありがたいです。
やっぱり、要領よく正確に仕事をするためのプロの技って、いろんなところにあるんですよね!事前に「樋受け」の金具に中央のライン。「段取り八分」がこういうところに。
「ちゃんと水が流れていくための樋の勾配(角度)はどうやって決めるのかな?」
そんなふうに思って見ていたら、素人が一から調べて考えて手探りでやったら、きっと時間もかかるし、適当にやったらうまくいかないだろうなぁと思いました。
「百聞は一見に如かず」
何にでもコツがあるんですね。ささっと、水糸はって、ラインに合わせて打ちつけていく。手早い技。見てるだけで、学ぶことがいっぱいです。ほんの1時間かそこらで、あっという間に縦横42本の樋受けとツカミを設置してしまいました。
作業の後のお茶の時間。この時間が、また最高に楽しく深いんです!
無人の旅行の話に始まり、温泉の話、川の魚の話から、キノコの生える時期や種類や調理の話、役に立った草木の話、地域のスゴイ人の話。話は全然尽きなくて、1時間以上もお茶してました。
男性は女性と違ってしゃべらない?!全然そんなことないですよ。一緒に仕事して、一緒に休憩して、色んなお話をたくさんして、その中に大事な情報がいっぱいある。それが山里のコミュニケーション。お酒が入れば、さらに盛り上がっちゃうでしょうね!(笑)
今度は、樋受けに樋を設置していきます。よかったら一緒に作業しにきてみませんか?
◆日時:6月8日(金) 9:00~12:00
◆場所:なつみ広場
◆ご連絡:下記フォームからメッセージください
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